環境教育について

更新日付:2025年03月25日

エコナビわかやま ~ 和歌山県環境学習・環境保全活動の手引き ~

和歌山県では、平成23年6月に公布された「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律」に基づき、策定が努力義務化された各都道府県の環境教育等行動計画に相当する「エコナビわかやま(和歌山県環境学習・環境保全活動の手引き)」を策定しました。県民のみなさんが環境学習や環境保全活動に取り組む際の参考として活用できるよう工夫しています。
合い言葉は「ふるさとを愛し、自ら考え、行動できる人」。和歌山の環境資源や、誰でも参加できるエコ学習・エコ活動などの事例を紹介しています。

和歌山県グリーンカーテン事業

「和歌山県グリーンカーテン事業」は、屋外で育てた植物の葉を利用して日差しを和らげ、室温の上昇を抑えることで、冷房の使用を減らし、電力消費の削減を通じて二酸化炭素の排出を抑える地球温暖化防止の取り組みです。

「グリーンカーテンづくり」は、遮光・断熱・経済性だけでなく、食育や地域交流、健康促進など多面的な効果をもたらす、自然を活かした総合的な環境学習の一つのツールとなっています。
和歌山県内の小学校を対象に、県から栽培用具セット(プランター、ネット、用土、苗、肥料)を無料で提供しています。

わかやまこどもエコチャレンジ

こどもと家族が共に地球温暖化について考え、楽しみながらエコ活動に取り組み、家庭内での環境に対する関心を高めることを目的としています。

和歌山県内の小学校4・5・6年生が対象で、エコ活動のレポートをウェブサイトやイベントで紹介し、県民の環境意識の高揚につなげていきます。

脱炭素の出前授業

脱炭素社会の実現には、現在の世代だけでなく、未来を担うこどもたちが脱炭素社会の実現の重要性を理解し、主体的に行動することが大切です。そのため県では、脱炭素の出前授業を実施しています。

わかやま環境学習プログラム

きのくにエコプログラム「学校における環境教育指針(2004)」に基づき、環境教育を体系的かつ効果的に推進するため、環境部局と教育委員会が連携し、発達段階に応じた環境学習のための教員向け指導書を作成しています。
内容は、指導者の工夫次第で、幼児から高校生、さらには大人世代にも活用できるものとなっています。

学校の各教科や総合的な学習の時間、特別活動はもちろん、家庭や地域、事業所、民間団体など、様々な環境学習の場で活用可能です。

環境学習アドバイザー派遣事業

県では、環境保全に関わる活動を支援し、県民の環境学習を推進するため、県内で開催する環境保全に関する研修会などに環境学習アドバイザーを派遣しています。